歯間ブラシとタフトブラシについて

口腔ケア用品の中には、形だけ見るとよく似ているものがあります。

それが「歯間ブラシ」と「タフトブラシ」です。

タフトブラシについては以前タフトブラシを使ってみようにてご説明いたしましたので、そちらをご覧ください。

歯間ブラシはタフトブラシと似た形をしていますが、毛の付き方が違います。
また、形は似ていますが、多くの製品でサイズはかなり違っていますので、購入される際に間違う事は無いと思います。

ホームページなどで画像を見るとサイズ感が判らない事があり、その場合同じものと思いがちになりますが、タフトブラシは大きいものだと普通の歯ブラシと変わらないサイズです。
歯間ブラシはずっと小さく、爪楊枝の先端周りにブラシが付いたような感じです。

爪楊枝と聞くと、まっすぐなものを想像されると思いますが、実際まっすぐなストレート型のほか、先端が90度折れているL字型もあります。
ストレート型は前歯に適していて、L字型は奥歯に向いています。

歯間ブラシはその名前が示します通り、歯と歯の間を対象としています。
特に歯茎と2本の歯で囲まれた三角形状のすき間を清掃するのが得意です。
また、歯が抜けたままになっている場所にも適しています。

昔は歯ブラシ1本で済まされていた口腔ケアですが、現在では場所に合わせて数種類の口腔ケア用品を使い分けるようになっています。
使い方が判らない場合は、歯科医院にて相談されれば、説明してもらえる事も多いと思います。
当院でも定期健診にいらしたときに質問していただければ、ブラッシング指導の際に使い方をご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

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