入れ歯やクラウンの汚れ。正しいお手入れ方法

歯がない場合、入れ歯やクラウンが最適な選択肢となる場合があります。
これらは、噛むことを助け、また笑顔を取り戻すことができます。しかし、これらの人工歯は、天然歯のエナメル質よりも早く着色し、黄ばむ傾向があります。
黄色い入れ歯やクラウンは見苦しいだけでなく、歯茎や口腔粘膜の深刻な感染症を引き起こす可能性があります。口の中のような暗くて閉ざされた空間では、細菌が繁殖しやすいからです。
しかし、しっかりとお手入れをすれば、長年にわたって白い歯を保つことは可能です。ここでは、入れ歯やクラウンのお手入れ方法についてご紹介します。

喫煙や着色料を含む食品を控える
入れ歯は体の一部ですから、あなたが浴びるあらゆる有害物質の影響を受ける可能性があります。
喫煙にはニコチンやタールが含まれていますが、いずれも強い着色料で入れ歯に付着し、黄ばみの原因となります。歯茎からの出血や歯周病、虫歯のリスクも高まります。ビーツやニンジンなど、着色料の強い食べ物も同様です。
同様に、赤ワイン、コーヒー、紅茶にも歯を着色させる物質が含まれているので、避けるようにしましょう。入れ歯をしている人は、赤ワインを洗口液として使うのは避けましょう。
赤ワインを水で割ると害は少なくなりますが、それでも歯に着色してしまいます。

健康的な食事、特に抗酸化物質が豊富な食事をしましょう。
入れ歯は毎日酸化ストレスにさらされ、その構造を破壊してしまいます。
ブルーベリー、緑茶、アーモンドなどの抗酸化物質を豊富に含む健康的な食事をすることで、フリーラジカルによるダメージを軽減することができます。また、歯茎の健康状態を改善し、入れ歯の黄ばみを予防することもできます。
実は、抗酸化物質が豊富な食事は、天然歯の健康維持にも役立つのです。歯周病や歯の感染症にかかるリスクも低くすることができます。

毎食後、入れ歯を清潔に保つ
入れ歯は毎食後、清潔に保つことが大切です。こびりついた食べかすをしっかり取り除きましょう。
さらに、入れ歯は口の中に入れていないときは、ケースに入れておく必要があります。これは、唾液に触れることで発生する汚れなどのダメージを防ぐためです。
入れ歯を装着している人は、ぬるま湯と入れ歯洗浄剤で毎日洗浄するようにしましょう。歯ブラシまたは入れ歯洗浄ブラシに洗浄剤をつけて、前後に優しくこすりましょう。

まとめ
入れ歯を装着することは、歯を失ってしまった場合の有効な解決策です。
しかし、汚れなどのダメージを防ぐために、お手入れをすることが大切です。
喫煙や着色料の強い食品を食べないようにしましょう。フッ素入り歯磨き粉で定期的に歯を磨き、入れ歯を毎日洗浄するようにしましょう。

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