舌みがきで口臭を予防しよう!舌苔の取り方について
口臭は、舌に付着した汚れである舌苔が主な原因と考えられています。舌苔による口臭を防ぐには、「舌磨き」で舌苔を取り除くことが非常に効果的です。
歯磨きの後、専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使って、鏡に向かって舌を「奥から手前」の方向に優しく動かして舌苔を落とします。
その際、舌をなるべく前に出すと、落としやすくなります。毎朝1回のブラッシングをおすすめします。
健康的な人の口臭は舌が原因の場合が多い
ご自身の口臭が気になることはありませんか? ライオンの調査*1によると、10代から60代の男女の約8割が口臭を気にしているそうです。
健康な人の生理的口臭は、主に舌苔と呼ばれる舌の汚れが原因と言われています。
口臭予防には、毎日の歯磨きで口腔内を清潔に保つことはもちろんですが、舌のケアも重要で、「舌苔」を取り除くことも大切です。
※1 ライオン調べ、n=1600(女性) n=600(男性)、16~69歳、2014年
「舌苔」の正体は細菌のかたまり
舌苔とは、舌の表層にある細菌や食べ残し、はがれた粘膜などが形成する白い苔のような塊のことです。
舌の表面には舌乳頭と呼ばれる小さな突起がたくさんあり、その間に口の中で落ちた食べカスや粘膜がたまり、細菌の塊となるのです。
舌苔の付き方は人それぞれで、一様ではありません。舌の一部だけにつく人、舌全体につく人、舌の奥に厚くつく人など、さまざまです。舌苔の程度や量には個人差があります。
その人のその時の体調によって、舌苔が多い時と少ない時があります。