ストレスと歯の「密」な関係
医療従事者へのコロナワクチン先行接種が
ニュースで取り上げられ、
その効果や今後の感染予防への期待が高まっていますね。
一方で、コロナウィルス感染拡大の影響で、外出を控えたり遠出を我慢するなど、
感染終息が未だ見えない日々に、
ストレスを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、そのストレスが口腔環境にも大きく影響を与えることがわかっています。
長期に渡ってストレスを感じると、自律神経や内分泌に変調をきたします。
お口の中でも、ストレスによって唾液の分泌量が減り、虫歯ができやすくなるのです。
また、歯周病とも密接な関わりがあります。
歯周病は、歯石や歯垢が歯に付着することが主な原因ですが、
ストレスが加わることで、歯の周辺に慢性の炎症が起こり、
歯を支えている骨が急速に破壊されていきます。
ストレスは、歯周病を悪化させる原因にもなりえるということなのです。
ストレスは「万病のもと」とも言われています。
人との「密」を避ける日々ですが、
お口のトラブルとも「密」にならないよう上手にストレスを発散し、
快適な口腔環境を整えていきたいですね。