歯槽膿漏になる前に!今日から始める簡単歯周病予防と早期発見のポイント

見落としがちな初期症状

歯周病は「静かな病気」なんて言われていたりします。痛みがほとんどないから気づきにくいんです。
最初の歯肉炎の段階では、歯ぐきが少し赤くなったり、歯を磨いたときに血が出たり、なんとなく口が臭くなったりする程度。
でも、こういう症状を軽く見ていると、やがて歯周炎になって、最悪の場合は歯槽膿漏で歯がグラグラになって抜けてしまうことも。

原因を知る

歯周病になる理由はいろいろあるんですが、一番多いのは磨き残しですね。毎日ちゃんと磨いているつもりでも、実は歯垢がたまっていたりします。
それから、タバコを吸う人やお酒を飲みすぎる人も要注意。特にタバコは歯ぐきの血の巡りを悪くするから、治りにくくなるんです。
甘いものばかり食べてると細菌が喜んで増えちゃうし、忙しくてストレスが溜まると免疫力が落ちるから、歯周病菌に対する抵抗力も弱くなります。年をとると唾液が減って、組織の回復力も落ちてくるので、若い頃より気をつけないといけないんですよね。

予防法

毎日の歯磨きが大事なんですが、力を入れすぎるのはNG。歯と歯ぐきの境目を優しく磨くのがポイントです。
歯ブラシだけじゃなくて、デンタルフロスや歯間ブラシも使うと効果的。歯と歯の間って、普通の歯ブラシじゃ届かないんですよ。
あと、甘いジュースやお菓子はなるべく控えめにした方がいいです。食事のバランスも大切ですからね。鏡で自分の歯ぐきを時々チェックしてみると、「あれ?いつもより赤いな」とか「ここ腫れてるかも」とか、早めに異変に気づけますよ。

歯医者さんに定期的に行くことも忘れないでください。特に40歳を過ぎたら半年に1回くらいは診てもらった方がいい。
プロの目で見てもらうと、自分では気づかない問題も見つけてもらえます。歯石も取ってもらえるし。
歯ぐきから血が出るようになったり、口臭がきつくなったり、歯がグラグラするようになったら、すぐに歯医者さんに行きましょう。

進行した場合の治療

もし歯周病が進んでしまったら、歯医者さんでの治療が必要になります。
最初はスケーリングといって、歯石を取る処置から始まります。もっと進むと、歯ぐきを切開して炎症を取り除く手術が必要になることも。重症の場合は、失った骨を回復させる治療もあります。
でも、一度進行した歯周病は完全に元に戻すのが難しいんです。だから日頃からのケアと定期検診が本当に大事なんです。

まとめ

歯周病は最初は痛くないから油断しがちですが、早めに対処すれば大丈夫。
放っておくと歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響するんです。今日から正しい歯磨きを始めて、定期的に歯医者さんに行く習慣をつけましょう。喫煙や食生活も見直してみるといいですね。
「痛くないからまだ大丈夫」なんて思わずに、小さな変化にも気を配ることが大切です。結局のところ、予防は治療よりずっと楽です。今できることから始めてみませんか?

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