丈夫な歯は生活の質を向上させます。
そのためには、口腔内環境を良くする食物と、歯と歯ぐきを直接強化する栄養素を含む食物をバランス良く摂取することが重要です。

1. カルシウム豊富な食品

歯はカルシウムで出来ていますので、カルシウムを多く含む食べ物を食べることで歯を丈夫に保つことができます。以下の食品が良い選択肢となります。

– 乳製品（ミルク、チーズ、ヨーグルト）
– 小魚（しらす、いわし）
– 野菜（ブロッコリー、ほうれん草）

2. フッ素を含む食品

フッ素はエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。以下の食品の一部にはフッ素が含まれています。

– お茶（緑茶、ほうじ茶、紅茶）

なお、国によっては水道水にもフッ素が含まれているようですが、日本では一時的な実験を除き水道水にフッ素は付加されていません。

3. ビタミンとミネラル豊富な食品

ビタミンA, Cやミネラル（亜鉛、鉄）は歯ぐきの健康を維持し、免疫を強化します。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。
以下の食品が富んでいます。

– 野菜や果物（特にオレンジ、キウイ、人参）
– 肉、魚、卵

その他、直接は関係しませんが、以下の食品は口腔内環境の維持改善のためにもお勧めできます。

4. 抗酸化物質豊富な食品

抗酸化物質は活性酸素を抑制し、全身の健康をサポートします。以下の食品を摂取すると良いです。

– ベリー類
– 大豆やゴマ
– そばやお茶（緑茶、紅茶、ウーロン茶）
– 緑黄色野菜や果物

5. 良質なプロテイン源

体はタンパク質から出来ています。良質なプロテインはタンパク源として重要です。

– 豆腐や大豆製品
– 鶏肉や魚

6. まとめ

良い食品だからと、そればかり食べていてはいけません。
摂取量を適量に保ち、食後の歯磨きを怠らないことも、歯を丈夫に保つ上で重要です。お口の中の健康維持のために、バランスの良い食事を心がけましょう。