お子様の歯磨きにも注意しましょう
3月に入り、年度の変わり目も近い時期ですね。
幼稚園入園や小学校入学などを控えているお子様がいるご家庭もあるかと思います。
その時期のお子様であれば、歯磨きも自分で行っている事が多いと思います。
ですが、うまく磨けているかと言いますと、大人でも磨き残しがある訳ですから、やはり心配です。
お子様のむし歯では、奥歯のむし歯が多いという傾向があると言われています。
奥歯の臼歯には、小窩裂溝(しょうかれっこう)と呼ばれる溝があります。
これは、上から見ると歯の真ん中の凹んだ部分になります。
そして溝ですので、食べかすもたまりやすくなります。
ここには歯ブラシが届きにくく、磨き残しが発生し易い傾向があります。
他にも、生え始めたばかりの永久歯のように、他の歯より高さが低い場合も、磨き残しになりやすいため、注意が必要です。
歯磨きが終わった後、お子様の口の中を確認して、判る範囲で構いませんので磨き残しなどがありましたら、やり直しさせるとか、磨いてあげるといった対応も良いかもしれません。
保護者様も歯科で検診を受けられる機会があると思いますが、その際にはお子様も検診を受けられてはどうでしょう。
その場合は、小児歯科に対応している歯科医院で検診を受けるようにしましょう。