インプラントのお話①
歯を失ったとき、失った歯の代わりに、入れ歯やインプラントといった人工の歯を入れて対応するのが一般的な治療です。インプラントは90年代頃から徐々に普及し始めた治療法ですが、健康保険が使えない自費診療となっているため、従来の入れ歯に比べると普及は遅れています。
インプラントとは何なのか、どんな治療なのか、利点は費用は。当欄で分かりやすく解説していきたいと思います。
インプラントは失った歯の代わりにチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に歯冠をのせ、歯を再生させる治療です。入れ歯に比べ自然な歯に近く、見た目も噛む機能にも遜色がないのが特徴です。
総入れ歯の噛む能力は自然な歯の半分以下と言われています。また、部分入れ歯の場合は健康な歯に金属のバネを引掛けるために残った歯に負担をかけることとなります。
インプラントは1本の人工歯根に1本の歯冠をのせるだけでなく、4本の歯根に総義歯をのせるなど、新しい治療法も確立されてきています。
使い方によってはとても効果のある治療法といえます。
参考文献(あなたの人生を変える歯の新常識 田北行宏著)
帯広 松﨑歯科医院