夏バテは口にも影響?唾液不足による口臭を防ぐ生活習慣とケア方法
毎年夏になると、なんとなく口の中がネバネバしたり、朝起きたときの口臭がいつもより気になったりしませんか?実はこれ、夏特有の現象なんです。「夏バテは体だけじゃなくて、口にも起こる」なんて聞いたことありませんが、まさにその通りなんですよね。
どうして夏になると口臭がきつくなるの?
汗をかくと唾液も減っちゃう
夏って、ちょっと外に出ただけでも汗だくになりますよね。この汗で失われる水分、実はものすごい量なんです。そうすると体は「水分を節約しなきゃ!」モードに入って、唾液の量も自然と減ってしまいます。
唾液って、実は口の中のお掃除屋さんみたいな存在。細菌をやっつけたり、食べカスを洗い流したりしてくれてるんです。それが少なくなると、口の中で悪玉菌がパーティーを始めちゃうわけです。
脱水状態が続くとさらに悪循環
暑い日に水分補給を忘れがちになると、体全体の新陳代謝がガクンと落ちてしまいます。老廃物が溜まりやすくなって、それがまた口臭の原因になることも。夏場の「喉が渇いた」は、もう手遅れのサインかもしれません。
暑さで細菌も活発になる
口の中の細菌たちも、私たちと同じように暑い環境が大好き。温度と湿度が高いと、「今がチャンス!」とばかりに増殖します。特に寝てる間に舌の上に白いコケみたいなもの(舌苔)がたまると、朝の口臭がひどくなるんです。
今日からできる!夏の口臭対策
とにかく水を飲もう
「水分補給が大事」なんて当たり前すぎて聞き飽きてるかもしれませんが、これが一番効果的です。朝起きたとき、外から帰ったとき、ご飯の前後に、コップ一杯の常温の水をゴクゴク飲む。キンキンに冷えた水より、常温の方が体にやさしいですよ。
夏こそちゃんと食べよう
食欲がないからって、アイスやゼリーだけで済ませるのはNG。朝食を抜くと、夜のうちに溜まった舌苔がそのまま残っちゃいます。温かいお味噌汁や納豆ご飯、卵かけご飯なんかがおすすめ。「暑いのに温かいもの?」と思うかもしれませんが、胃腸が喜びます。
ガムは最強の相棒
外出するときは、必ずキシリトール入りのガムをポケットに。噛むことで唾液がジャンジャン出てくるし、口の中もスッキリします。会議の前や人と会う前に噛んでおくと安心ですよね。
家でやっておきたい口臭ケア
歯磨き粉選びが意外と重要
普通の歯磨き粉じゃなくて、「口臭対策」って書いてあるやつを使ってみてください。抗菌成分が入ってるものなら、夏の細菌パーティーを阻止してくれます。ただし、刺激が強すぎるものは毎日使うとキツイので、マイルドなタイプがおすすめ。
舌のお掃除も忘れずに
舌ブラシって使ったことありますか?舌の上の白いコケをやさしく取り除いてくれるアイテムです。力を入れすぎると舌を傷つけちゃうので、奥から手前にそっと動かすのがコツ。朝起きたときと寝る前にやると効果的です。
やっぱりプロに頼むのが一番確実
根っこの問題を解決する
口臭の原因が虫歯や歯周病だったら、いくらケアしても焼け石に水。特に夏は口の中の環境が悪くなりやすいから、小さな虫歯も見逃しちゃダメです。痛くなる前に歯医者さんに診てもらいましょう。
プロのお掃除は別格
歯科衛生士さんがやってくれるクリーニングは、本当にスッキリします。自分では取れない歯石や汚れもピカピカに。夏前に一度やっておくと、暑い季節も安心して過ごせますよ。
自分に合った方法を教えてもらう
口臭の原因って人それぞれ。唾液が少ない人もいれば、歯並びの問題がある人も。歯医者さんに相談すれば、あなたの口の中の状態に合わせたアドバイスがもらえます。
夏の口臭対策、意外と簡単でしょ?大事なのは「完璧を目指さず、できることから始める」こと。
水を飲む、ガムを噛む、歯をちゃんと磨く。この基本ができていれば、夏の口臭なんて怖くありません。
今年の夏は、自信を持って人と話せる夏にしませんか?